目次



     「TSO戦記〜シンクロダイブシステム」

            1−4章 オオトカゲ


                              文:都積せいや


【前回までのあらすじ】
秘術により、異世界の姫エリサと現実世界の男の子、雄太
の魂と入れ替わり、今エリサと雄太はそれぞれ入れ替わ
ったの肉体の中にいます…。
雄太はエリサになり代わって冒険中。
エリサは雄太になり代わって学校に通い始めたが、同い
年の女の子のブラジャーを見たとき胸をときめかせて、
思わずブラジャーに腕を通して身にまとってしまう。
そして、それを偶然に見てしまった同い年の沙雪は…。


【本文】

「んっ!んぐ、んんんッ!」

沙雪がエリサの唇を責めながら乳首も同時に攻撃する。

呼吸が思うようにできないこともあるが、エリサの頬は
次第に真っ赤に紅潮して光沢を帯びてきた。

そして、沙雪の右手が乳首からエリサの股間へと伸びて
いく……。

「沙雪さん、わたし息、苦し…い」

ちゅぱっ…

唾液だらけになった雄太の唇をようやく沙雪は開放した。

「雄太君、私だまっててあげるから」

「…え?」

「雄太君が女の子の格好するの好きなこと」

「あ、あの、それはわたしが元々女の子…ぁ…」


途中まで言いかけてエリサは口をつぐんだ。

そんなことを言っても通じないだろうし、体を乗っ取っ
たことがバレるのがもっと危険だからだ。

エリサは現状にただ身を任せることにした。

「でもさ、雄太君のからだ、華奢で白いから。…わたし
も女の子の格好が似合うんじゃないかって、前から思っ
ていたんだよー」

沙雪は目をきらめかせながらエリサに近づいていく。

「うく…、あの…。ごめんなさい!…」

ザッ…!

エリサはそういうときびすを返して走り出した。

ドアをけたたましく開けると廊下に足をすべりだしていく。

エリサは股間に違和感を感じた。

ブルマが体にピチッとフィットして股間をかろやかに
締め付けた。

ぶかぶかのブラジャーは、走るたび胸をザラザラと細かく
こすり、ちっちゃくて敏感な乳首に当たるたびにくすぐっ
たく気持ち良いような奇妙な感触を覚えた。

「ちょっと、ゆ、雄太くーん!」

沙雪がドアを開けて廊下をのぞいたとき、エリサの足音
は奥の階段を駆け上って行っていく最中だった。


……


「はあはあ」

そのころ、エリサの体をもった電子世界の中の雄太は
森の中を抜けて、山の岩壁を歩きさまよっていた。

「ずいぶん険しいなぁ。でもがんばって行かなきゃ。
 そして元の世界にもどる方法を探すんだ」

「たしか…、もう少し行けば小さな湖がある森に着く
 はずなんだけど」

「わわ!、岩だらけ」

行く手には人の大きさくらいの岩が道の真ん中をごろ
ごろと横たえていた。

でも通れないほどじゃない。

「よいしょ、と」

岩を這い上がったりして雄太は開けた道へと出ることができた。

そこには湖があった。

「やっぱり、ゲームのとおりだ。湖はあったんだ」

「とりあえず、ここで一休みにしよう」

そういうと、ゲームの中の知識を活用して、食べられる
木の実をいくつかもいできて、湖の水を飲みながらそれ
を食べた。

「はあ…。やっと人心地がついたよ」

少し腹が満たされたあと、雄太はこの世界を出ることを
考え出した。

「この世界はゲームのとおりになっている。…だとする
と、最終目的は悪のボスの影現王を倒すことになるはず」

「もとに戻るにはそれを倒せば良いのだろうか?それと
もほかに何か手段があるのかな…」

考えがまとまらず、思案にくれるばかりだった。

そのとき、草陰から物音がした。

ガサガサッ

「だ、誰?」

姿をのぞかせたのは男性型ロボットだった。

「あいやー、驚かせたようで、えろーすまへんな。お嬢はん」

「か、関西弁…。ロボットが関西弁しゃべってる」

くぷぷ、と雄太は笑い出した。

「あっ、そんなに面白いでっか?関西弁(笑」

ロボットは少し苦笑ながらしゃべった。

「ごめーん。ちょっと意外だったから。でも関西弁似合うね。
そうそう、あらためて、こんにちわ。はじめまして。わ、わ
たしは、えーと、エリサ。」

(あれ?”エリサ”って誰…?)

思わず口に出した名前に不思議さを感じながらも親しみ
も同時に感じた。

すかさず、ロボットもしゃべりだした。

「どうもおおきに。わてはUNI2ってん。よろしうに」

「こちらこそよろしく。えーとボクは日本の関東の家から
アクセスしてるんだ」

「へー。わては関西のある企業の研究所の人工知能コンピュータなんや。
どや?本物の人間みたいやろ?」

雄太はびっくりした。

「ええー!!人間じゃないの?」

「あはは。そんなに驚いてもらえると、わてもうれしいやがな」

「まるで人間とおんなじだよ…」

「わての本体の一部にはバイオ・ニューロンチップが入ってるさかい、
多少のあいまいって奴がわかるねん」

「でもどうしてここ、つまり、ゲームの世界にいるの?」

「ま、詳しくは企業秘密で言えへんけど、インターネットの中で
世界を勉強中ってとこですわ。」

雄太は元々機械が好きなので好奇心に胸を膨らませながら言った。

「ふーん。きみみたいなのが未来には家族の一員になったら
楽しいかもしれないね」

ロボットは目をそらすと、少し遠くを見ながら言った。

「まあ…。それは遠いことやな。わて、感情というのが理解
できまへんねん」

「だって、いま寂しそうな表情してるじゃない?これだって
感情だよ?」

「ちゃうちゃう。例えば、”寂しい”とか”欲しい”とかの感情
は自分が中心の考えかたやろ? いわゆる本能って奴。機械だっ
て燃料が無ければ動かへんから燃料が欲しいねん。」

「じゃあ、どういう感情が欲しいの?」

「そうやなあ、”楽しい”とか”優しい”とか、他人が中心と
なる感情。それには相手の気持ちがわからんといかへんねん」

「ふーん。じゃあ、ボクも手伝ってあげるよ」

「おおきに。助かるわ。ちなみに…エリサはんはどこに
行きはる予定なん?」

「ボクは…じつはこのゲームの世界から出られないんだ」

「それはえらいこっちゃなぁ。わてが近所に住んどる人間やっ
たら現実世界で探しに行くこともできるんやけど。残念やけど、
わては何しろコンピュータやから…」

「うーん残念だね。でも気持ちは嬉しいよ♪」

「そんなに喜んでもらえると照れますわ」

少し、UNI2の表情が暖かくなった感じがした。

「とりあえず、このゲームの目的である影現王を倒せば、
エンディングになって現実に戻れると思うんだけど」

「ふーむ、そうやな。たしかに理にかなっとる。よっしゃ、
わても手伝うたるで」

「ありがとうね!UNI2!」

そういうと、2人は手を取り合って笑顔を向け合った。

UNI2は立ち上がると少し厳しそうなまなざしで雄太に
向けて言った。

「この世界では、ハンドルネームで呼ばせてもらいますわ。
エリサはん。それがこの世界のルールやから」

「うん」

「それから、現実世界のインターネットでエリサはんの
肉体の方の動きを調査してみますわ。それで何かわかっ
たら教えますさかい」

「うん。ありがと」

雄太はうつむき加減に礼を言った。

「さて、そろそろ影現王を倒す旅に行きまひょか」

「うん!」

ふたりはそういうと荷物を背負って足を歩ませた。



やがてふたりは沼地帯へとやってきた。

「ここは湿気が多いなあ」

「そうでんな。ここでは雷撃の魔法と武器は使えねんで」

「雷撃は感電しちゃうもんね。炎しかないね」

「そうそう」

できるだけ草の生えている場所を選んで歩み行った。その
ほうが足場がしっかりしているからである。

少し大きめの泥沼を横手に見ながら歩いているとき、後ろ
からヌチャッという足音が聞こえた。

オオトカゲが2匹迫っていた。

「メイガス!」

雄太はそういうと炎の魔法をぶつけた。

ポチャンッ!

オオトカゲは炎をとっさにかわして沼へと飛び込んで逃げた。

「すばやいでんな。だがやはり炎には弱いようやで」

UNI2は、そういうと自分の銃に火炎放射器の機能を
プラグイン(接続)した。

雄太は炎系の魔法を使い、ふたりは敵を追い払っていくが、
すばしっこい動きに翻弄されてなかなかオオトカゲにダメージ
が与えられない。

「UNI2さん!ぜんぜん当たらない。このままじゃまずいよ」

「ほんまに…」

ふたりは残り少ないエネルギーを無駄にしないために背を
合わせて警戒した。

「そや!オオトカゲは両生類。だったら寒さには弱いはずや。
エリサはん!魔法でここの天候を冷やしてんか?そうすれば
彼らは冬眠状態になるはずや」

「うん!」

そういうと雄太は天候を冬にした。

「ウィンテード」

あたり一面の空気がみるみる冷たくなり、風が吹き、冬のように
なっていく。

オオトカゲたちはまばらになって巣に戻っていった。

UNI2はオオトカゲの帰っていくのを見て安堵した。

「これで安心ですわな。あっ!…」

しかし、そのとき雄太はいつのまにか現れた3匹のリザードマン
(二本足で歩くトカゲ)に囲まれていたのだった。

リザードマンの一人が言った。

「お前か?俺たちの部下をかわいがってくれたのは。
しかもこんなに天気を寒くしやがって。ただじゃ帰えさねえぞ」

雄太はあたりの気候を冬にする魔法でエネルギーを使い
果たし、もはや抵抗するほどの力が残っていなかった。

「この辺をしきるボスが出てきたわけやな。今助けに
行きますで」

UNI2はそう言ってかけだそうとしたとき、後ろから
現れた3匹のリザードマンに羽交い絞めにされて動けなく
なってしまった。

「おわっ!なんや、アンタら」

「今からあの魔法使い女におしおきするんだ。お前は黙っ
て見てな」

UNI2はリザードマンの腕をふりほどこうとしたが、
意外に力が強くヌルヌルした体をしているので振り
ほどくことができない。

「エリサはん!」

どかッ!

雄太はリザードマンに腹を思いっきり殴られた。

「うぐっ!!」

あまりに強い打撃に雄太は嘔吐を感じ、ひざを折って
倒れこんだ。

リザードマンの二匹はすかさず雄太を仰向けに返して

左右の腕を一つづつ地面に押さえつけた。

ドサッッ!

そして残った1匹のリザードマンが雄太の上着を
上にまくりあげる。

小ぶりの乳房がぷるんとあらわになった。

「や、やだ!なにをするの!」

リザードマンは舌なめずりをしながら言った。

「ほほう、メスだな。やはり」

雄太はリザードマンを見下げてにらみつけた。

「ちょっと、やめてって、ば…ンあッ!」

リザードマンはその長い舌で巻くように雄太の乳首を
なめ回す。

乳首とまわりになでるような舌の動きで、とたんに
身体全体が痺れてくるような感覚が雄太を襲った。

「あうっ、なめるのやめてって。、ああん」

リザードマンは口でほおばるように雄太の乳房を
むしゃぶりつきながら上目つかいで言った。

「お前らがよ、ここを通りかかったとき、いい匂いが
したんだよなあ。メスの匂いだよ。どこからなんだろう
なあ。ここじゃないなあ」

リザードマンはそういうと左の乳房から口を離して
右の乳房へと変えてしゃぶりつく。

「ここでもないなー。キヒヒ」

ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、

今度は舌で雄太の乳首をムチで打つように責めたてて
いく。

「ぷはーッ、キヒヒ。ガキみたいな身体のくせにもう、
こんなに乳首を固くしてやがる」

激しい責めに雄太の乳首は硬くとがり、唾液でテカテカ
と光って、まるで紅いルビーの宝石のようになった。

そして、雄太が左右に身をよじらせるたびに、プルン
プルンと光る紅いルビーが雄太のやわらかい胸の上で
踊るのだった。

「うあんんっ、そ、もうやめてってば…」

雄太は目をうるませて言った。

「フンッ、気持ちよさそうな顔しやがって。まあいい。
今度は下の方を確かめてみるとするか」

「あっ!!そこはだめだって!」

リザードマンが頭を下に移動させて、雄太の股間に近づく
のを見て、雄太は激しく動いて抵抗した。

しかし、両腕を固定されているので、腰から下しか
動かない。

そのうちリザードマンは雄太の左足をつかんで地面に
打ち付けた。

「これで動かないだろう。キヒヒ」

雄太は足を内またにして抵抗したが、足の根元にリザードマンの
頭が入り、足を閉じることもできなくなった。

「エリサはん!今わてが行きますよって」

リザードマンは雄太の股間から横目で言った。

「ロボットはそこでおとなしくしてな。バラバラにされ
たくなかったらな」

ギギィ、ミシ、ミシィ

「うぉぉぉ。なんて力だ」

UNI2はリザードマンに両腕の関節を締め付けられた。

「さて、味見の続きだな」

雄太は腰を動かしもがいた。

「いやっ、そこはぁ!」

「なんだ、そんなに触ってほしいのか?なめてほしいのか?」

「ち、違う、あぐっう」

ぶっちゃううううぷっ

リザードマンは雄太の股間の割れ目にほおばるようにかぶり
ついた。

「オオッ!この味はッ!!」

「いやああぁぁんん…、んはぁ、はぁ」

リザードマンはほおばりながら嬉々とした表情で言った。

「この味だったのか、香ばしい匂いは。おおっ懐かしい
ような香りが股間にビンビンくるぜ」

ピチャッ、プチャ、バチュッ、バチュッ、

リザードマンのほおばった口の中で舌が暴れるように
うごめき、雄太の秘口を激しくなぶった。

「うぐっ、んあっ、ああんん」

雄太は顔を左右に振り乱して歓喜に似た叫びをあげる。

ぶちゃっっ!!

「プハァーーーッ。なかなかうまい蜜だったぜ。おめえ
の蜜はよお」

リザードマンは口の横からよだれと愛液をネバネバと
たらしながら言った。

雄太の秘口のまわりの大陰唇は紅く大きく腫れて、その
せいで中の小陰唇が左右に引っ張られ、パックリと大きく
口を開けていた。

そして、その秘唇のなかでは小さな膣口がヒクヒクと
歌うように口ずさんでいる。

リザードマンの口のまわりには白い本気汁もまだらに
付着し、雄太が本気で感じていたことも表していた。

「もう…、やめ…て、くださ…い。 はぁ、はぁはぁ」

雄太は肩で荒い息をしながらうめいた。

「まったく、このねーちゃんも嫌がっているような
こと言ってるくせに、本当は欲しそうな顔してるぜ。」

「キヒヒッ」

雄太の両腕を押さえつけている2匹もいやらしく笑った。

グチャッ、グチュリ、ぐちゅん、

今までいたぶっていたリザードマンは、苦しそうに息を
する雄太の秘口を指で激しく出し挿れしながら白い本気汁が
ダラダラと垂れ落ちるのを見て面白がっていた。

「おいっ、お前らも腕を押さえつけてるだけじゃなくて
このメスを喜ばしてやれ」

2匹のリザードマンは見合わせて笑ってうなずいた。

「キヒヒ、そうこなくっちゃぁ」

そういうと2匹は雄太の腕の付け根のわきや、乳房に
獣のようにむしゃぶりつく。

ぶちゃっ、ぶちゅる、じゅちゅちゅるる

「いやあああん、あん、んはっ、うううう」

雄太はあまりの激しい愛撫ともつかぬ責めに絶叫し、
激しく顔を振り乱して嫌がった。

しかし、その顔は真っ赤に紅潮し、次々に襲ってくる
すさまじい快感にもみくちゃにされている表情だった。

UNI2は、雄太のあまりの絶叫に心配になった。

「3人がかりとは卑怯やで!今すぐやめるんや!」

そのとき、UNI2を羽交い絞めにしていた一人が、
UNI2の足のももに向かってある草をこすりつけた。

シュバァァァーーーーーーッ

酸である。

「おわぁぁ!熱っっつい。なんやそれは?酸か?」

「キヒヒ。そうだ、酸の樹液だ」

もう1匹の方がさらに言った。

「ロボット君、もうひとつ教えてやるよ。俺たちの目的をな」

「どういうことや?目的てなんや?」

UNI2は酸に足の痛さにこらえながら言った。

「あの姉ちゃんはな、蜜を持ってるんだよ。どこで拾って
来たのか知らんがな」

「蜜…?」

UNI2は雄太の方を見た。しかし、たしかに雄太の秘口
から愛液がわずかに多く分泌されているようにも見えるが
詳しいことは分からなかった。

「ということでだ、あの姉ちゃんの蜜をもらえれば、俺たち
の目的は果たせる。だからそれが済むまでここでおとなしく
してな」

「わかった…」

身動きが取れず、金属を溶かす酸で脅されていてはだまって
見ているしかなかった。

「あん、ふあ、あふうう、くふっ」

2匹のリザードマンから両側を責められ、1匹のは股間に
口にかぶりつかせて、ブチャブチャと気持ちよさそうに
ねぶっている。

雄太の腰もそのねぶる動きに合わせて大きく上下に動かして
快感をむさぼっていた。

やがて股間から口を離したリザードマンは口の横から
ダラダラと粘液を垂らしながら言った。

「さて、ぷじゅるっ、。お前のここもいい感じにふやけて
きたようだし、俺の性液を注入してそろそろ蜜を調合するぜ」

だが、雄太の耳には何のことかよく分からなかった。

リザードマンは雄太のひざを立てて折らせて自分の肩に
乗せた。

ここで初めて雄太は何をされようとしているか本能で理解
した。

「だ、だめっ…、挿れちゃだめ、だめだよう」

…ぷっ、、、ちゅっ、くっちゅり、ぷちゃ

そういう雄太の声も聞かず、リザードマンは自分の肉棒を
雄太の秘口にこすりつけ、意地悪に出口を肉棒でいじくり
まわす。

「あうっ…、くう」

雄太は、肉棒で秘口を意地悪に焦らされ、腰を上下と
淫らにクネクネと動かしはじめた。

やがて、UNI2はそのふたりの結合の時を直前に見て
不安にかられてきた。

「エリサはん…、気をしっかり持ちや」

ぷちゅっ、くっちゅり、ぷちゃ

UNI2の独り言に気づいた雄太は、横目でうすら涙を
流しながらつぶやいた。

「イヤ…こっちを見ないで…UNI2さん…。恥ずかしい…」

リザードマンはそのふたりを薄ら笑いで見ながら腰を下に
落とした。

「キヒヒ、そろそろ挿れるぜ」

リザードマンは雄太の小さな秘口に肉棒の先を当てると、
粘液に滑らせながら、思い切り入る奥まで、ググゥッと
突き挿した。

ぐっっちゅうっっ

「あう、ぅぅぅっん」

肉棒と秘口の間から、秘穴の中の粘液があふれ出し、
白く濁った本気汁が結合の隙間からゴプッとあふれてくる。

リザードマンは深く奥まで入ったのを意外に思えて言った。

「なんだ、お前もう開発されていたのか?」

「ち、違う、…くぅっ」

ブッチャ、グちゅ、ずちゅ

リザードマンは腰を大きく動かして雄太の粘膜のやわらかみ
を味わった。

リザードマンの肉棒のエラは、粘膜とこすり合わせるたびに
大きく膨張し、秘穴のやわらかい粘膜の段差を刺激していく。

時おり奥の子宮に肉棒が当たるたびに、ズきゅンッといった
大きな快感の衝撃が、雄太の身体全体をわしづかみにして
打ち付けている。

あまりの獣のようなストロークの激しさに大きな快感の
波が雄太に迫ってきた。

「あ…、来るっ、イクッ、、イクッックぅぅ…」

びくん、ビクッ!!

と雄太の腰が大きく跳ねた。

「んん…、んくっ、ん…」

雄太は絶頂を迎え、快感の波に身をゆだねて胸を荒波
のごとくはげしく上下させていた。

「ハァハァハァ、キヒヒ、俺はまだイッてないんだ。ほら、まだまだ!」

そういうと、リザードマンは肉棒を思い切り打ち込んだ。

ずちゅぐっ、

「っはううっ!!」

ズチュッ!ぐちゅっ!ばちゅっ

「い、いやっ、待って…ぇ。今イッたばかり…だから。敏感
すぎる…の。ああんっ」

ぐちゅり、ずちゃっ

結合部分からは泡立つねばっこい白い本気汁が飛び散った
ようにふたりの股間の周りを汚していた。

「んきゃっ、もうやめっ、…アうッ」

「キヒヒ、まだまだ」

ズチュッ!ぐちゅっ!ばちゅっ

リザードマンは腰に大きな汗の玉を弾かせながら、激しい
ストロークを打ちつける。

「やだっ、また!またイクッ!、いっちゃう…、イッ…!!」

雄太は歯を食いしばって上半身をよじらせて絶頂した。

「んはっ、ハアハアハア、んぐっ、ハアハア…」

息も絶え絶えに、頬を真っ赤に紅潮させ、手を自分の
服を懸命にギュッと握り締めて快感を噛んでいた。

あまりの絶頂の姿にしばらく動作を止めていたリザードマンも
さすがに限界が近くなってきているのを感じた。

「キヒヒ、ひゅぅひゅぅ、俺もそろそろイクからな。ちゃんと
受け止めろよ」

そういうとまたストロークを始めだした。

雄太はすでに虫の息でグッタリとして動かない。

だがやがて、感覚がマヒしていた身体に快感が腰から
伝わってきたのか、手のひらで自分の服をギュッと握り
締め始めた。

ぎゅうう

「あうっ、ハアハアハア…」

そしてリザードマンの腰づかいに合わせて雄太の腰も
同調し始めた。

ぶちゅっ、ぐちゅん、ぶちゅっ、ぐちゅっ、、

リザードマンは空を仰ぐように叫びだした。

「オオオオゥ、いくぞぉ」

雄太は自分の身体の中の秘穴で、リザードマンの肉棒
がさらに膨れだしたのを感じた。

「あっ!だめぇっ!!中に出しちゃ、外に出してっ、…くふっ」

ずちゅっ、ぐちゅっ、ぶちゃっ!、

その声を聞いてリザードマンは、わざとガシッと雄太の腰を
つかんでさらに動けないようにした。

ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!

ストロークがだんだん早くなった。

「いやぁん、ダメッ、中は、中は…ん…」

そして、リザードマンは肉棒を、奥深く大きく強く、

ググッと打ち付けた。

「グおおおおおおおおうううぅぅ」

ズぴゅぴゅるるるるぅぅるる

「いやぁっ、中に出てるっ、出てるっ、いや…ぁ…ん」

リザードマンはビクッビクッと腰を細かく動かして
さらに性液を奥深くに流し込もうとする。

「ハァハァ、キヒヒ、たくさん出したぞ」

「あうっ…、中だめなのに…」

「キヒヒ、ほら抜くぞ」

プチュルンッ

「あうっ」

リザードマンは肉棒を雄太の秘口から抜いた。そのとき
肉棒の先の大きなエラが雄太の秘口を引っ掛けて抜き、
外界の空気が秘穴に触れるのを感じて、雄太は小さく
うめいた。

やがて、性液を出し終えたリザードマンはグッタリとして
腰を地に下ろして休みはじめた。

「…ふう、疲れたぜ」

そして、いままで雄太の両腕をつかんでいたリザードマン
が草陰から壺を持ってきた。

「さてと、メスの秘部で調合された蜜を取り出すとするか」

そういうとリザードマンは雄太を壺にまたがらせて、
下腹部を手のひらで押した。

「ほら、りきむんだよ。蜜を出すんだ」

くちゅりっ、タラタラダラダラ…、

やがて、雄太の股間の秘口から白と黄色の混じった
粘液が出始めた。

「おっ、出た出た。蜜だ蜜だ。」

そういうとリザードマンは雄太の秘口にひとさし指を
差し込んで穴を大きく広げた。

「あうっ…」

まだ敏感な秘口をいじられて雄太は快感にあえいだ。

やがて、頭ほどの大きさくらいの壺いっぱいに蜜が
集まるとリザードマンたちは喜びだした。

「キヒヒ、これで数年は大丈夫だな」

「キヒヒ」

「キヒヒ」

「キヒヒ。おっと。ありがとうよ姉ちゃん。ちなみに言
っとくが、子供はできねえから安心しな。それがこの
電子世界のルールだからな…」

そういうとリザードマンたちは沼地の遠くの自分の巣へ
と戻っていった。

雄太は言われた意味が分からず、ぼうぜんとしているしか
なかった。

やがて、UNI2がリザードマンから開放されて近づい
てきた。

「エリサはん、すまへん…。ワテなんもできへんかった」

雄太は落胆するUNI2に浅く微笑みながら言った。

「ううん、しょうがないよ…」

だがUNI2は、雄太がよろめいてまともに立つことが
できないのを見ると、次の声をかけるすべもなく、ただ
うつむくことしかできなかった。

そして雄太は、まだ見果てぬ地平線をながめてつぶやいた。

「でも、あのリザードマンたち、何か大事なことを言って
いた気がする…。この世界のルールって…」


              − 1−5へ続く −



<あとがき>
ひさびさです♪
というかすみませんっ。
そろそろTSF小説書きたいと思いまして。
もちろん、もうひとつの小説の方も復活中です。

内容について、UNI2というロボットを出したのは、
やはりこれも前から決めていました。
今回の萌えポイントは、無垢なUNI2に見られながら視姦(笑)

ハッピーエンドになってないですけど、TSF的には
これでグッドだと思っています。このくらい思い切り
ヤッチャった方が面白いということで。

でわでわ、またお会いしましょう〜♪ (^^)ノシ


文=都積せいやホームページ
更新日=2003/2/26