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       「変態SM-Office2001」

             第01話 先輩陵辱


                             文:都隻せいや


月乃は今日も遅くまで残って残業をしていた。

「ふう……、もう10時か」

「今日はこのぐらいにして、明日がんばろうっと」

 


月乃以外の社員はもう帰宅したようで、その部署には月
乃しかいなかった。

「戸締まりしなくちゃ」

カチャリ

「びくんっ?」

月乃は突然ドアが開いたのでびっくりしてしまった。

それは後輩の雨木(あめき)だった。

「な、なぁんだ雨木クンか。まだ残ってたんだ?」

「……ハイ……」

(……暗いなあ)

月乃は思わずそう思ってしまった。

「わ、わたし帰るんだけれど、雨木君はどうするの?」

「ぼくも帰ります」

「そう?じゃあ戸締まり手伝ってね」

二人はその後、手際良く窓などの鍵を閉めていった。

後は天井の電灯を消すことを残すのみとなった。

「さ、雨木君、終わったから帰ろうか」

そういうと月乃は雨木の方を向いた。

「どしたの?」

「先輩、実は見て欲しいものがあるんです」

「何?」

「……これです」

雨木が差し出したもの、それは一枚の領収書だった。

「あ、これ?注文していたコンピュータじゃない。そう
いえばいつ納入されるんだろ」

「先輩、嘘はやめてください」

「え?嘘なんて言ってないよ」

「この10台はすべて納入済みになってるんです」

「え、どこに?ここには無いよ」

「はい。ここにはありません」

「じゃあどこに?」

月乃はだんだん訳がわからなくなってきた。

「9台はだいたい検討がついてます。そして……」

「そして?……」

「もう1台は先輩の家です」

「う、うそ?……あっ!」

月乃には心あたりがあった。

それは、先月から頼まれている内職だった。

月乃の会社は最近業績が芳しくなく、給与が少なくなっ
ていた。

そこで月乃は友人からあるアルバイトを紹介してもらっ
て内職にしていた。

それは英訳のアルバイトだったが入力に使うコンピュー
タは依頼元の会社から借用されていた。

(あ、あれか……!)

「先輩、横領はマズイんじゃないですか?」

「そ、そんなの知らなかったよ。あれがまさか盗難品だ
ったなんて!」

「盗難?違いますよ。先輩のアルバイト先はあなたの同
期の毒島さんの知人です」

「そして……、そこに押してある受領印はあなたの印鑑
です。これは共謀したと言っても誰も疑わないでしょう」

「え……?、わたし、毒島さんにだまされたの?」

「さあ……どうなんでしょうねぇ。月乃さん」

雨木はそういうとうつむいて上目使いで月乃をながめた。

「そ、それでどうするの?雨木君」

「もちろん、明日、上司に報告します」

「明日ーーーーーーっ!!!!!!」

月乃はあまりの急さに目を大きく開いて驚いた。

「あ、あと1週間待って!」

「どうするんですか?」

「毒島さんに自首させるわ」

「先輩には無理ですネ。それにいっしょに逃げられても
困るますし」

「そんな!私を信じてよ」

月乃は一生懸命に懇願した。

こうなったら毒島とその背後を何としても捕まえなくて
はいけない。

雨木は少し窓の外を遠い目でながめていたが、やがて月
乃の方を向くと口を開いた。

「じゃあ、誠意を見せてもらいましょうか」

「え?、誠意って?何」

「そうですね……」

雨木はそういうと右手で自分のズボンのジッパーを下ろ
した。

ジジジーーーーーッ

そして、パンツをずらして自分の肉茎を外へのぞかせた。

「まずはこれを慰めていただけますか」

「な、何を!これは脅……!」

そのとき、月乃の頭の中で何かがひらめいた。

(そ、そうだわ!この条件を飲めば、雨木君は脅迫罪に
なる……。私は時間稼ぎをしなくてはいけないから、こ
こは雨木にしたがった方が得策かも……)

月乃は観念したように沈んだ顔で雨木を斜めにみつめて
言った。

「わかったわ。雨木君の言う通りにする」

「さすが先輩は飲み込みが早い。これから1週間はなん
でも僕の言うことを聞いてくれますね?」

「1週間もずっと!?」

「そうでなければ公表します」

「うっ……」

「わ、わかった。雨木君の言うことは何でも聞くわ」

「グッド!」

「ふう……。月乃は小さく安堵のためいきを吐いた。

「じゃあ、まずは一つ目の命令ですね」

「う、うん……」

そういうと月乃は雨木の立っているところへと歩み寄っ
た。

「どうすればいい?」

「そうですね、まずイスに座ってください」

「こう?」

月乃はいつも部長が座っているイスに姿勢正しく座った。

「うーん、そうじゃなくて、手はサイドに付けて、後ろ
にもたれるように、そう、偉そうに座ってください。

「む、難しい注文だなぁ……」

そういうと月乃はおずおずと少しふんぞり返るように座
った。

「足を32度くらい開いてください」

(こ、こまかい!(笑))

月乃はしぶしぶと命令にしたがって、足を開いた。

「目を閉じてください」

「ん……」

目を閉じた月乃を見ていると、なんだか美しい人形のよ
うに思えてしまう。

「グッドですよ、先輩。今の姿を部長が見たらどう思い
ますかね?」

「変なこと言わないで」

カチッ

雨木はそういうと片手で持っていたデジカメで撮影をし
た。

月乃は目をつむっているので雨木が何をしたか気が付い
ていない。

雨木は月乃の右となりに歩み寄っていった。

「さぁ先輩、横を向いて目を開けてください」

月乃が横をむくと、目の前に雨木の赤黒い肉茎があっ
た。先端は露出して真紅の肉のエラがはりだしている。

「まずは勃たせてください」

「ど、どうやって?」

月乃は今の会社に入るために学生時代は勉強ばかりして
いた。だから男性経験は一度しか無かった。

雨木は少しにやけると、すました表情で言った。

「僕の肉茎を4本以上の指でつまんで、中の肉棒と皮を
ずらすようにこするんです」

「うん……」

月乃は浅くうなづくと、言う通りに手を動かして雨木の
肉茎を上下にさすり始めた。

しゅっ、しゅっ

雨木の肉茎はあまり潤ってないせいか、音があまり出て
こない。

「先輩、お願いがあります」

「な、なに?」

熱心に手を動かしていた月乃は頬を紅潮させて雨木の顔
を見上げた。

「緊張のせいかイマイチ萌えません。そこで僕の乳首を
触ってください」

「えっ?男の人でも乳首は感じるの?」

月乃は少しおどろいた。

「はい。学術的には男でも性感帯を開発することができ
るんです。ただ、その努力をするかどうかの違いです」

「ふ、ふーん……、わかったわ」

月乃は少しうつろな目で、息を少し荒げながら承諾した。

少しづつ興奮してきているようだった。

月乃は片腕を上げて雨木のワイシャツにのばした。

細かく柔らかい指が雨木のワイシャツをさすっていき、
やがて雨木の小さな突起を見つける。。

「そう、そこです。先輩、そこを攻めてください」

サワッ、クニッ、プニニ

「先輩……、上手ですよ。もしかして毎日オナニーしてる
んですか?」

「え?……、ときどき……だけど。ふぅ……。2日に
一度くらいからかな」

「先輩もやっぱりスケベなんですね」

「スケベだなんて、そんな私は普通よ、んふう……!」

月乃は雨木の乳首をいじっているうち、自分の乳首をせ
めているような錯覚におちいっていた。

やわらかく、幼い突起を夢中いじめていると。頬が紅潮
し、息もせつなさを帯びて熱くなっている。

「はぁ……すごく……いいよ。先輩」

(雨木君を気持ち良くさせてるんだ、私)

「先輩、これで先輩も気持ち良くなってください」

雨木は自分の右のポケットからピンクのプラスチックの
かたまりを取り出した。

「これは……何?」

「ローターです。使い方しりませんか?」

「う、うん……」

「じゃあ、ぼくの言う通りにしてください」

月乃はローターを自分の手のひらの上にのせると雨木を
見つめた。

「それを自分のショーツの中に入れるんです」

月乃は言う通りにピンクローターを自分のショーツに入
れた。

「この辺?」

「いえ、もう少し4cmほど下の、先輩の一番気持ちい
いところに当ててください」

「一番気持ちいいところって、ここのお豆のところ?」

「そうです」

月乃は自分のお豆に硬く冷たい物質があたる違和感を感
じていた。

「当てたよ?」

「ではスイッチを入れます」

雨木は自分の手に持ったピンクローターのコントローラ
のスイッチを入れた。

ビビーーーーーッンンン

「うんっ……」

「先輩、気持ちいいですか?」

「そ、そうね、マッサージを受けている感じ……かな」

「でも、おかしいの。何だかアソコがしびれて感覚がな
いというのかな」

「刺激が強すぎたのかもしれないですね。これでどうで
すか?」

ブブブブブ……

雨木はスイッチを弱にしてローターの動きを少し弱くし
てみた。

「きゃん!何これ……んっ!」

「少し弱くしてみました。さぁ続けてください。僕の肉
棒をしゃぶるんです」

「う、……うん……」

ちゅぱっ、ちゅばっ

「そうです、そうです、棒型のアイスキャンデーをなめ
るように、とがらせるようなイメージでお願いします」

「うんっ、うんっ、……」

ちゃぷっ、ちゃぷん、ちゅぽっ

月乃は急に口から肉茎を放した。

「どうかしましたか?先輩」

「何か変なの。君の肉茎のエラの部分がでっぱってきて
しゃぶりにくいの……ああん、んふ」

月乃はローターの振動に酔いながら言った。

「ああ、それは僕が感じているという証拠ですよ」

「雨木君、気持ちいいんだ……」

「ええ、先輩が僕の肉茎をチュバチュバとなめて、乳首
も攻められてこんなに固くなってますよ。先輩が上達し
たからですよ」

月乃はほめられていくうち、なぜかとても嬉しくなって
きた。

(私、雨木君に恥ずかしいコトをしてるんだ……)

「さぁ、そろそろお互いフィニッシュといきましょう」

「先輩、空いている手で自分の乳首を服の上からいじめ
てください」

「服、脱がないの?」

「脱がない姿のほうが、ぼくは興奮するんです」

月乃はフィニッシュに自分を高めるべく、上着のすき間
に手を入れ、薄いブラウスの上から自分の乳房をまさぐ
った。

白く薄いブラウスの下にはブラジャーがあるが、月乃は
自分の乳首をすぐに見つけることができた。

「ふう……んうんっ」

それは固くとがり、誰かが触るのを待ち構えていたよう
に切ない快感だった。

「僕も手伝ってあげます。先輩は自分の左の乳首をいじ
ってください」

「んっ、わかったわ」

くにっ、ぷにっ、くりくり

雨木は月乃の乳首を、月乃は雨木の乳首を、お互いでい
じめ合っていた。

それは異様で妖艶な媚態だった。

「さぁ先輩、フェラを続けてください」

ちゅぶっ、ちゅぶぶ、んちゅっ

月乃は再び、雨木の肉棒をしゃぶる。

肉棒のエラが大きくせりだし、月乃の口に妙に引っ掛か
ってとてもしゃぶりにくい。

ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅぶ

そのうち、月乃は自分の下半身のへそのあたりに重い快
感がふくらみ始めているのを感じてきた。

(ま、まずいわ。もしかして私イキそうなのかも……)

月乃は雨木を先にイかせるように、雨木の肉棒を激しく
しゃぶり始めた。

ぶちゅっ、ちゃぶっ、ぶちゅちゅ!

「先輩、どうしたんですか?とても激しくなって。もし
かしてスケベのスイッチが入ってしまいましたか?」

(そ、そんな。わたしはスケベじゃないよ!)

そんな弁解をしているうち、月乃は本格的に快感がつの
ってきた。

「んんっ!……んんんああああ!!」

ちゅぷんっ

月乃は急に迫ってきた快感に、思わず肉棒から口を離し
て顔を上向きにあおいだ。

「だ、だめーーーっ、くる、いっちゃう!……」

「いやああああんんん……いっっくーーーううっ!!」

ブブブブブブーーーー

月乃は自分のあそこにピンクローターの鈍い振動を感じ
ながら昇っていった。

「はあ、はあ、はあ……んんっ」

気持ちよさそうに安堵した月乃を見ていた、雨木は少し
やさしそうな表情で言った。

「……先輩、だめですよ。先にイっちゃあ」

「んん、はぁ、でも、私もう耐えきれなくて。ンッ」

「まぁ、いいです。さぁ続けてください。肉棒をしゃぶ
るんです

「ん……わかった。そ、その前にこのローターだっけ?
これはずして」

「だめです」

「ええ?私一度イっちゃって……、感じすぎるよ。あうっ」

「おしおきです。何度もイっちゃってください」

「ダ、だめだってぇ、はずしてぇ!」

「分かりました。いいですよ。その前に僕をイかせてく
ださい。そうしたら」

「わ、わかった、ウンッ……。君をイかせたら外してく
れるのね」

そういうと、月乃は必死に肉棒をしゃぶりはじめた。前
よりも激しく。

ちゅばっ!、ちゅぶっ!、ぶぶっ

「ああっ、気持ちいい……。先輩すごいです。もう少し
でイけそうです」

そういうと雨木は、また月乃の乳首をもてあそび始めた。

ぷに、くりっ、くりんっ

(あ、あうっ!……触らなくていいってば!また気持ち
良くなっちゃうってばっ!)

ちゅぶっ、ちゅぶっ

月乃が一生懸命に肉棒をくわえている間もローターは機
械的に働きつづけている。

ブブブブブーーーーーン

「んっ、んっ、んふっ」

月乃が頬を真っ赤に紅潮させて快感に押さえるように耐
えていた。

しかし、一度イクと次の絶頂も来やすくなってしまうの
だった。

(あっ、うそ!……また来そうっ。まだ雨木君をイかせ
てないのにぃ!)

「先輩、僕、もう少しですっ」

(ほ、ほんとに。イって!早くイってぇ!)

ちゅぶ!、ちゅぶぶ!

ブブブブブ

(だ、だめっ!……ああん!私のほうがまた先にイキそ
う……)

(ま、……)

「むむっ、んんんっ……」

月乃は何かを必死で叫ぶように眉をゆがめた。

(また!またイックうううううううんんんん……!!)

ぶちゅっ、ぶちゅううううん!

月乃はまた2度目の絶頂に達したが、今度はイキながら
も夢中で肉棒をしゃぶっている。

「せ、先輩、イキながら、僕の肉棒をしゃぶってくれる
なんてかわいいですよ。グレートです!」

雨木はそういうと、自分の腰も少しづつ動いていった。

「せっ先輩、僕もイきます!うわああああーーあ!!」

ちゅぽんっ!

(えっ!なんで抜くの?)

雨木は自分の肉棒の先を月乃の前髪に向けた。

(ま、まってぇええ!!)

「せ、せんぱーーーーーい!!!!主砲発射あぁっ!」

びゅ、どっぴゅぴゅぴゅーーーんん!!びゅびゅーー

びしゃびしゃーーーーーーッ!!

月乃の前髪、そして、紺色の上着とスカートにも白濁液
のしぶきが大量にかかっていく。

どろーーーーぅぅぅ

月乃の紅潮した頬を白くねばついた液が流れていく。

「はあ、はあ、ああん……。雨木君、君の性液が……」

「そうです。僕の性液です。どうですか気持ち良かった
ですか?」

「ウ……ン……。き、気持ち、良かった……よ……」

「先輩、ふいてあげますよ」

「うん……、ありがとう……」

そういうと雨木は近くの席にあったティッシュペーパ
ーで月乃がかぶった白濁液を拭き始めた。

「これでよし……です。先輩」

しかし、月乃の前髪とおでこの白濁液は取れたものの、
頬と服にはまだところどころに付いたままだ。

月乃は2回イったショックでまどろみの目で心配げに言
った。

「雨木君、まだ取れてないんだけれど……」

「いいんですよ、これで。さぁ、いっしょに帰りましょ
う」

「でも……、まだ……全部取れてないよ」

「これが今日の最後の指令です。先輩はこのまま僕の
白い性液を付けたままで、街を歩くんです。いいです
ね?」

「わ、分かった。いうとおりにするよ……」

月乃はまだもうろうとした顔でうめくように言った。

「じゃあ、帰りましょう、先輩」

「うん……」

2人は横に並んで会社を出て帰宅の途についた。

月乃は雨木のザーメンをとろとろとたらしながら繁華街
を2人で歩いていく。

(僕だけの先輩、かわいいですよ……)

雨木は月乃をながめて至福を感じていた。

               −完−



<あとがき>
どうもはじめまして。
いかがでしたでしょう。
自分のお気に入りとしてはやっぱり主砲発射です。
そしてザーメン歩行。(インディーズのエロビでおなじみ)
また今度書くとしたら、さらにアブノーマルに行きたい
と思います。ぐはっ(>_<)/

んでわ、またお会いしましょう〜。m(_ _)m

◆文=都積せいやホームページ
・更新日=2001/3
・Version=1.0