「OpenOffice」を使ってみました レビュー

「OpenOffice」を使ってみましたので感想とかレビュ〜です。(^^)ノ

<OpenOfficeとは?>
 無料で入手できるオフィスソフトです。(通信費とか必要だけれど)
  →公式HP: (日本)http://ja.openoffice.org/
 もともとはドイツの国内で販売されていたものをサン・マイクロシステムズ社(某MS社のライバル(^^;)が買い取り、後にオープンソースで公開したのが始まりらしいです。

 おもに、
「writer(word/ワープロ)」「calc(Excel/表計算)」「impress(PowerPoint/プレゼンテーション)」「Draw(図形描画)」が入っています。
 MS-Office互換らしいですが、個人的に未確認です。
 最新バージョンはPDF出力、HTML出力、XML出力、FLASH出力ができるらしいです。でも、古いバージョンは不可能とか、図が多少ずれるかもしれないなど、細かい注意点が有るみたいです。

「writer(word/ワープロ)」


「calc(Excel/表計算)」


「impress(PowerPoint/プレゼンテーション)」


「Draw(図形描画)」



<入手方法は?>
オープンソースの公開なので入手方法には、

 ・インターネットでダウンロード
 ・
雑誌で購入(但し古いバージョンの物が多い)
 ・
PCショップで「StarSuite 7」を購入(OpenOffice1.0.3ベースにデータベースソフトが追加)
の3種類があるようです。


参考リンク
  →公式HP: (日本)http://ja.openoffice.org/
  →雑誌  : スペースインターナショナル社さんのOpenOffice.org 本の紹介
  →サン・マイクロシステムズ社 : StarSuite 7、(販売関連:ソースネクスト社


<バージョンについて>
2003/12/27現在、
 ・
公式ホームページでは、1.1が最新。
 ・2.0はテスト版(正式は来春?)。
 ・CD-ROM付き雑誌などでは1.0.2が最新。
  (ちなみに、1.0.2はPDF出力、XML出力、FLASH出力できないようです)


<使用した感想、レビュー>
 私の使ったバージョンは1.0.2です。
 「 いますぐはじめる OpenOffice.orgまるごとパック(
秀和システム)」を使いました。1300円。
 起動スピードは速い方だと思います。タスクトレイにあるOpenOfficeアイコンを右クリックするとアプリ(writer、calc/など)の一覧出るのでどれかを選択すると起動します。
 特に気になった点では、writerで1行に日本語と特定のアルファベットが混じると表示と印刷がずれる(意図しないところで改行される。)、文字フォントの1ドットがうまく表示されない場合があるなどです。
 しかし、とにかくワープロ入力・表計算・プレゼンできれば体裁はどうでもいいと割り切れば、いいかもしれません。でもまぁ、印刷がずれるのは大問題ですね。アルファベットを全角にすれば直るみたいですが…改善きぼん。(例:"CD-ROM"→”CD−ROM”

 この文章もじつはOpenOfficeで書いてます。今の保存はwriter形式ですが、完成したときにHTML形式に別名保存すればHTML形式(XMLではなく)になります。私がいつも使っているHomepageBuilderだと動作が遅いのでこっちで書いた方が早いです。もっと良いところは、HTML保存したときに画像も自動命名されるところ。矢印とか使う場合はかなり楽だと思います。

 たぶん私はこれからも使い続けるでしょう。


<長所>
・起動スピード、動作スピード、それなりに速い。
・HTML形式で保存できる。PDFは最新バージョンだとできるらしい。
・無料。オープンソースなので独自ビルドや開発に参加できる。
・最新版だと、PDF形式、FLASH形式で出力できるのは他のソフトに
 あまり見られない長所だと思う。でも
図が多少ずれるという噂もあるみたい…。


<短所>
・writerで日本語と特定のアルファベットが1行に混じると意図しない場所で改行が
 されてしまうようです。英語の半角を日本語の全角にすれば解決します。
 (例:"CD-ROM"→”CD−ROM”
・凝った表現は出来ない。(例えば、。Calc表計算にピボットテーブルが無い(←見つかりました)。
 小計がそうなのかもしれないけれど少し表現が違っていた。ヘビーユーザ
 の要求に答えられるかは疑問。ただ、このシンプルさが速い動作スピード
 を得られている理由とも思います。
 それと、VBAの有無が不明ですが、このあたりは用途によると思います。)
・オンラインで入手するにも60MByteダウンロードだと手が出しにくい。
・インターネット上のバージョンアップが激しく早いのでCD−ROM付き雑誌
 もパッケージ製品も追いつけていない。
・オープンソースであるがゆえに、特許問題などの動きには注意が必要。
 (例えば訴訟になったときに配布が続行可能かどうか?など。 例:SCO社
 のLinux訴訟。でもまあオープンソースと言う考えは個人的に好きだし、
 ソフトの永続的継承と言う意味でも必要なひとつの手法だと思います。)


<レビューをおこなった動機>
 私はMS−OfficeXPを使っていますが、「アクティベーション(使うマシンを某社にオンライン登録して他のマシンで使えなくなる)」、これがイヤでイヤでたまらないです。
 例えば、あるマシンに入れて動かしていたけどもっと早いマシンを買って乗り換えたいとき、アクティベーションを電話でする必要があります。
 しかし!電話なので相手の応答の人が認可してくれるかどうかは「説明の言い方次第」。すごく不安定な認証…。

 今回の場合もそもそもはMS−OfficeXPを入れていたマシンが激遅くて使うのも嫌になって、1年間もダンボール箱の中に放置していたことが発端です。(Office起動に3分もかかるにょ)
 最近、自宅で本格的なwordみたいなワープロ入力が必要になってMS−OfficeXPを思い出したわけですが、 あのマシンだけは絶対に使いたくない!!!!…そこで思い切ってOpenOffice使ってみようかな?となりますた。
 もう、アクティベーション付きのソフトはくだらない悩み(どのマシンに入れようか、将来早いマシン買えないなあとか…)が増えるだけなので個人的には避けたいですぅ〜。

 ちなみに某MS社は、「MS−Officeは一人で同時使用しないならノート1台+デスクトップ1台まででインストール可能な場合があります。だとかそうではないとか」とホームページに書いてますが「場合があります」なんて変に不安定なことを書かずに何が正しいのかをハッキリと明言すべきだと思います。

 当面、ワープロ入力とプレゼン資料はOpenOfficeでとりあえず解決しそうです。StarSuite7を買うかどうかは悩んでますが…。


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。(^^)ノシ